依頼のメールに返信するということ

以前の職場では、メールで依頼なり問い合わせなりがきた場合、ある程度内容を精査し回答を組み立ててから、回答を返すということをしていた。前のところはそういうこと(あの質問の回答はいつ帰ってくるんだろう、とかよくあった)が多かったので、自然と自分もそういうことに染まってしまっていた。

よく考えたら、これって全然アジャイルじゃないわけで。メールする相手のことを考えると、「いつ返事が来るか」「返事の内容が当を得たものか」はとても重要な要素で、最終的な回答が間違っていたら目も当てられないことになる。これは開発工程の最終段階で仕様バグが発生したのと同等で、プロジェクトならデスマ一直線といったところ。

また、このやり方だと返信までに異常に時間がかかる(学生症候群とか、丁寧な仕上げとかが発生する)のもよくない点。相手から回答締め切り日が提示されてない場合、回答を精査する段階で「できるだけ完璧に」とかいう意識が働いて、際限なく調べ物が続く、ってなことになってしまう。ものによっては、ある程度できあがった段階で確認してもらってフィードバックもらうことで完成度を上げるってこともアリな訳で(お客様相手だとまずいけど)。

あああ、この癖はマズイよ!というわけで、今後は以下のようにしようかと思います。

  • メールを確認した時点で、返せるメールはすぐ返す
  • すぐに返せそうにない内容だったら、いつぐらいに回答可能かと、必要に応じて回答のドラフトも添える